これまで9年間、人材紹介をしてこなかった理由
僕が9年前に独立してから身を置いている「人材業界」。
この人材業界において、ほとんどの中小企業が「人材紹介」をおこなっています。
なぜか?
売上も上げやすく、利益率が高く、小資本で参入できるからです。
人材紹介をおこなうための免許を持つ事業所数は、右肩上がりで、なんと3万3000事業所以上あります。

コンビニの数が、約5万7,000店舗と言われているので、コンビニの半分以上もの数の事業所が存在するんですよね。
人材紹介は儲かる
なぜこれほどまでに人材紹介の事業所が多いのか?
シンプルに、儲かるからです。
人材紹介のビジネスモデルは、求職者を企業に紹介した際に、年収の約30%が紹介先の企業から支払われます。
年収400万円の方の転職を支援して、入社すれば、400万円の30%である、120万円が人材紹介会社に入ります。
1人、従業員を採用し、その方が月に1名採用を決めれば、120万円×12=1,440万円。
その方の給料が500万円だとしても、単純に1000万円近くの売上が出ますよね。
このように、人材紹介はビジネスモデルがシンプルかつ儲かりやすい。
イチから起業する人も参入しやすい事業だと言えます。
23歳、起業した当初から人材紹介のことは知っていた
僕は、新卒で入社したカゴメを1年で辞めて起業しました。
そのとき、就活ブログを既に始めていたのですが、人材紹介の事業があることも知っていました。
でも人材紹介をすぐに始めませんでした。
なぜか?
自分が人様に企業を紹介するほどの「信用」や「実績」がないと考えたからです。
正直な話、Xなどで他の就活エージェントや転職エージェントの担当者を見ていても、「この人に相談したくないな」と思う人が多いです。
なぜなら、その人に実績がないからです。
「この人に相談すれば良いアドバイスがもらえそうだ」という実績がない。
就活や転職に本気で打ち込んだことがない人が、人材紹介事業の担当者をしている。
ここに違和感を感じていました。
また、起業当初の僕は、中堅大学から倍率300倍のカゴメに入社と、就活は成功させたものの、他の実績は何もない。
″人材紹介を始める資格がない”
この思いがあったので、人材紹介を事業にすることをやめたのです。
そして、まずはその資格を得るために、実績を積もう。
そう考え、人材紹介は避け、就活ブログの運営や求人サイトの運営、書籍の出版、大学講演などの活動をおこなってきました。
書籍の出版が転機となった
前回のコラムで、AIの出現が人材紹介を始めるきっかけとなった話を書きました。
もう1つ、人材紹介を始めたきっかけがあります。
それが、書籍の出版です。

先ほど、人材紹介は「この人にならお願いしたい」と思えるような信用や実績が必要だと書きました。
その信用と実績として、ダイヤモンド社からの書籍の出版が自分の中で大きかったんですよね。
たとえば、僕自身が転職したいと考えていて、書籍を出している人がいたら、その人に相談したいと思います。
そして、そう思えるからこそ、起業してから10年目の今、人材紹介を始める資格が備わったと考えています。
日本一、信用できる担当者集団を目指して
僕が世の中の人材紹介に感じているのが、担当者が見えにくいことです。
初回面談に参加して、初めてどんな担当者が付くのか分かる。
信用できる人がついてくれるのか?
どんな人柄の人がついてくれるのか?
不安を抱えたまま、就活・転職エージェントを利用する人がほとんどですよね。
そこに「信用」はありません。
サービス名に信用はあれども、担当者にはない。
どれだけ大手のサービスでも、担当者が微妙なケースも多い。
だからこそ、僕は人材紹介事業をおこなう中で、日本一信用できる担当者集団を目指します。
まずは僕だけが担当者として就活や転職を支援する。
規模が拡大し、担当者を採用する際も、その方の人柄や考え方などを伝えるために、ブログや動画で発信をおこないます。
これからの時代は、「オープンさ」や「正直さ」がより重要になると僕は考えているので、求職者の方にそれらを感じてもらえるサービスを丁寧に作っていきます。
今回はすこし、難しい話を書いてしまいました。
ですが、今回のコラムを通して、僕がなぜこれまで人材紹介をおこなってこなかったのか。
人材紹介ではなく、難しい求人サイトを立ち上げたのか。
理解して頂けると嬉しいなと思います。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
以上、就活マンこと藤井智也でした。
就活・転職の相談は、面談でじっくり聞きます。
「相談だけ」でも大丈夫です。
